お取引先様と共に創る持続的な価値 - 共存共栄の実践 -

コマニーは、お取引先様との関係を「共存共栄」のもとに築いてきました。それは単なる取引関係ではなく、信頼を基盤に共に成長するパートナーシップです。現在はその関係をさらに進化させ、価値を共に生み出す協働へと広がっています。これからは、サプライチェーンの枠を超え、人・社会・地球の調和を実現する価値をパートナーとして取り組んでいきます。

パートナーシップ構築宣言

お取引先様との共存共栄を目指し、2020年7月に「パートナーシップ構築宣言」へ賛同しています。経済産業省などが推進する、サプライチェーン全体の公正な取り引きを約束する枠組みで、この宣言に基づき、品質・価格・環境・人権などに配慮した製品・部品の改善を協働で行い、企業価値、技術力、競争力の向上を図っています。

パートナーシップ構築宣言のロゴ

コマニーグループCSR調達ガイドライン

これまでのCSR 評価の考え方をさらに充実させることを目指して、2022年7月、購買基本方針を改訂し、人権・労働・地球環境などの9項目の 観点から「コマニーグループ CSR 調達ガイドライン」を制定しました。本ガイドラインを展開し、お取引先様と共にサプライチェーン全体で CSR 活動の浸透に努め、共存共栄を目指しています。

コマニーグループCSR調達ガイドラインの表紙

信頼を起点に、価値創造へと繋ぐ購買

「定期面談」で深まるパートナーシップ

主要なお取引先様とは月1回の定期面談を継続的に実施しており、加えて半期に1回は相互訪問を行うことで、経営層同士の対話も含めた関係強化を図っています。面談では、市況や原材料動向などの情報共有に加え、課題や困りごとのヒアリングを行い、日常的なコミュニケーションの質を高めています。こうした長年にわたる継続的な対話により、お取引先様との関係は単なる取引を超えた信頼関係へと深化しています。特に市況変動などの有事においては、この信頼基盤が機能し、迅速な情報共有や柔軟な対応が可能となるなど、安定供給の確保とリスク低減に大きく寄与しています。また、お取引先様ごとの状況把握が進むことで、より実効性の高い改善や協働施策に繋がっています。

「お取引先様満足度調査」でお取引先様の本音を可視化

お取引先様満足度の向上に向け、定期的な調査の実施と、その結果を踏まえた課題解決活動を継続しています。調査や日頃の対話を通じて寄せられたご要望に対しては、個別ヒアリングを実施し、関係部門と連携しながら改善を推進しています。例えば、改善要望として挙げていただいた「納品書のペーパーレス・押印レス」については、当社の新システム導入の際に重点実施項目とし、Web EDI取引を選択していただくことで実現しています。また、お取引先様と「共に考える」姿勢で、一体となって課題解決を推進しています。これにより、業務効率や品質向上、環境負荷低減に加え、相互理解と信頼関係の強化に繋がっています。今後も双方にメリットのある改善活動を通じて、共存共栄を目指したパートナーシップを強化してまいります。

「お取引先様感謝の集い」で育む共存共栄のパートナーシップ

お取引先様への感謝の気持ちをお伝えする場として「お取引先様感謝の集い」を開催し、当社の調達方針を共有すると同時に直接対話を通じて関係性を深めています。お取引先様にご参加いただき、相互理解や信頼関係の強化に繋がっています。また、日常的にも協働改善を推進しており、物流改善ではお取引先様、運送会社様、社内関係部門が連携して課題解決に取り組んでいます。例えば、ある商材の納入先変更に伴い、新たな物流ルートの構築が必要となりました。その際に引き取り条件や運用ルールを関係各社で共有し、綿密な調整を実施した結果、新たな運用を円滑に開始することができ、物流の効率化と安定運行を実現しました。こうした取り組みを通じて、単なる受発注関係を超えた共創パートナーとしての関係性を築き、持続的な価値創出に繋げています。今後も対話を大切にしながら、双方に価値のある改善活動を推進してまいります。

新物流オフィスで変わるコミュニケーション

コマニー物流部では、部内および協力企業との関係性強化を目的に、「間づくり」の考え方を基に新オフィスへ刷新しました。従来はフロア分散により、電話や移動を伴う非効率なコミュニケーションや責任の所在が曖昧になりがちでしたが、「ひとつ屋根の下」をコンセプトに物理的な壁を取り払い、物流部と運送会社が同一空間で働く環境を実現しました。これにより自然な対話や三社合同ミーティングが定着し、情報共有の質とスピードが向上しています。また、この拠点をベースとすることで各取り組みが推進しやすくなり、ドライバーを含めた関係性も改善され、待機時間の大幅削減やトラブルの減少に繋がりました。こうした取り組みは、関わるすべての人のウェルビーイング向上と持続可能な物流の実現に寄与しています。

待たせない・迷わせない物流へ

トラック待機時間削減に向けた取り組み

製品を出荷する際のトラック待機時間のさらなる削減に向け、 継続的な改善を進めています。これまで「入車時間指定」や「出荷前日までの完成率向上活動」により待機時間の削減を図ってきました。今年は「バース予約システム」を導入し、ドライバー様が空き枠を事前に選択できるしくみを導入しています。これにより入車タイミングの最適化と荷役作業の効率向上を実現し、待機時間の削減に貢献しています。当社は今後も待機時間ゼロを目指し、ドライバー様に選ばれる物流環境の実現を目指します。

バース予約システムの様子

視覚管理による物流品質向上の取り組み

物流現場において、作業効率・品質・安全性の向上を目的に、色による視覚管理を導入しています。赤色テープは、施工開始に必要な部材を識別し、優先的に取り扱うことで、現場での資材探索時間を削減し、作業の立ち上がりを円滑化しています。黄色テープは、パレットサイズや注意箇所を明示し、フォークリフト作業時の接触や破損リスクを低減しています。これらの取り組みにより、判断の迅速化と不良・事故の防止を実現し、安定した物流品質の確保に繋げています。

色による視覚管理の様子

施工品質を支える人づくりと安全への取り組み

コマニーは、「お客様起点の心で考え、技でカタチにする施工」を大切な価値として、開発から施工までを一貫して手掛けています。この一貫体制により、お客様の声を製品や空間づくりに直接反映し、現場でのきめ細かな対応と高付加価値の創出を実現しています。さらに「スマート施工」を推進し、施工プロセス全体でお客様視点を徹底することで、安全性や使いやすさまで考慮した施工を実践しています。これにより手戻りや不良の削減、品質・効率の向上、現場の美観向上に繋げると共に、人財育成を通じて持続的に価値を提供できる施工体制の構築を進めています。

安全を高める・品質を磨く施工へ

「施工アカデミー」と現場での事務作業の負荷軽減

施工品質の向上と人財育成を目的として、「施工アカデミー」を継続的に実施しています。施工技術センターを活用し、施工手順や安全意識を体系的に学ぶ機会を設けることで、施工者一人一人の知識・技術の向上を図っています。
また、従来は文字中心であった施工手順書を写真中心の分かりやすい内容へ刷新し、誰もが直感的に理解できる教育環境を整備しています。さらに、工事管理システムを活用し、施工情報や各種申請をリアルタイムに共有することで、施工現場における事務作業の負担軽減を実現しています。
これらの取り組みにより、施工者が本来業務である施工に専念できる環境を構築すると共に、安定した施工品質の確保と生産性向上に繋げています。

施工アカデミーの様子

現場の声で高める安全と施工品質

安全意識の向上と現場課題の共有を目的として、安全衛生協議会を開催しています。
通常は協力業者様の代表者を中心とした参加体制ですが、最前線で活躍する施工者まで対象を拡大した「拡大安全衛生協議会」を、全国複数会場とリモートを組み合わせて実施しています。
これにより、より多くの現場の声を直接収集できる体制を構築しています。また、施工者から現場の実情や率直な意見を直接共有いただき、経営層と共に課題解決を進める双方向のコミュニケーションを実践しています。
これらの取り組みにより、現場と経営層との伝達ロスや認識のずれを解消すると共に、安全活動の実効性向上と協力業者様とのパートナーシップ強化に繋げています。

安全衛生協議会の様子