間の追求、間の研究、間の活動について

「間」についての研究をNPO法人ミラツク様をはじめとしたシンクタンクや学術分野の方々と進め、多くの文献や実験、経験を踏まえて間づくりを追求しています。
私たちは間づくりを構成する4 要素として、人間・空間・時間・手間をクローズアップし、これらの要素を目的に合わせて“ちょうどよく” 配置することですぐれた間を生成することを目指しています。これらの「間」は実際に体感することによって、実現度を確認することができます。間づくりの追求を行ううえでは仮説を積み重ねるだけでなく、実際に間づくりをして実感することも重視して活動しております。


間の研究から生まれた「はたらく」の新しい考え方Pitch & Park

Pitchとは、サッカーのピッチのように、それぞれの役割やポジションが決められており、効率向上に最適化された従来型のワークプレイスです。一方Park とは、公園で遊具を使って遊ぶように、同じ目的や気分の人々が集まり、偶発的な交流や出会いが生まれ、創造性を刺激するワークプレイスです。この 2 つの効率性や創造性を、同じ空間の中にシームレスに共存させる、新しい間をつくる考え方が Pitch & Park です。
「はたらく」に対する考え方が多様化する中で、ワークプレイスのあり方にも変化が生まれてきています。 従来は「作業効率」や「設備」を重視した環境が主流でしたが、今後はそれにプラスして「創造」や「交 流・出会い」という考えが付加され、そのバランスも変わっていきます。そして、当然のことながら業種業態や規模、企業理念によってもワークスペースのあり方は変わってきます。テレワークという選択肢が定着する一方で、オフィスに集う目的や意義を見直した時に生まれたのが『Pitch & Park』です。働く目的に応じて選択ができることの重要性に着目し、「はたらくをデザイン」できることが間づくりの一環であると考えています。
Pitch & Park を再現したコマニーオフィス
コマニーでは間づくりの実践として、全国の営業所を順次リニューアルしています。 自社オフィスに「Pitch&Park」のコンセプトを取り入れることで、 従業員が自ら多様な働き方に挑戦することができ、お客様への提案にも繋がっています。
本社オフィスリニューアル

【Pitch】開放的でありながら集中できる会議室

【Park】 気分や作業内容に合わせて自由に選べるワークスペース
大阪オフィスリニューアル

【Pitch】 日の光が心地よい、すっきりとしたワークスペース

【Park】 まるで公園のような、心ほぐれるリフレッシュスペース