「パーティション(間仕切り)」で快適空間・機能空間を創造するメーカー・コマニー株式会社

コマニーSDGs宣言

トップメッセージ

変化への挑戦(Challenge for Change)~新たな世界へ~

 

 

 

 時代は平成から令和へと変わり世の中が大きく動いていますが、2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大によって人々の生活が様変わりしております。働き方や学び方を含めた生活スタイルも一変しました。私たち地球人は今、これらを含めた多くの課題とともに生きています。地球温暖化の影響は私たちの日常生活においても無視できない状況となっており、毎年発生している台風や大雨による被害の規模は増しています。日本国内では大きな地震被害も頻発しており、今後も大規模な地震発生リスクについて警鐘が鳴らされ続けています。

 

 これらの多くは私たち地球人が自然との共存を忘れ、経済発展のために、効率のみを追い求めて大量生産・大量消費を繰り返した結果であることを認識すると同時に、これらを継続する未来には本当の幸福はないと今こそ気づかなければなりません。このような社会とは決別し、これからは経済だけではなく、社会、環境との調和の中で発展を目指すニューノーマルを築いていくことが私たちの目指すべき姿ではないでしょうか。私は新型コロナウイルス感染症の拡大という出来事によって、この重要性が一気に目の前の問題として認識されるようになったと実感しております。
 私たちコマニーグループは、関わるすべての人の幸福に貢献できる経営を目指し、誰一人取り残すことなく、一人一人がより明るく光り輝く世の中にしていきたいと考えています。そのために、普遍的に変えてはならない大切な軸である私たちの理念を守りつつ、変化すべきところは大胆に変化していくことを目指し、「変化への挑戦(Challenge forChange)~新たな世界へ~」を掲げ、取り組んでおります。

 

 

コマニーの創業の精神と理念

 コマニーのはじまりは、キャビネットメーカーとして誕生した1961年にさかのぼります。創業者である塚本信吉は、創業当初よりお客様や従業員との信頼をもとに経営することに大変な苦労を味わいました。そのような辛く厳しい創業期を乗り越えるにあたり、経営を行う上で本当に大切なことは「(金銭ではなく)心である」という結論にたどり着きました。以来、人として正しいことを貫く「人道」と、仲間とともに切磋琢磨して励む「友愛」の精神、そして人の心を何よりも大切にして経営してまいりました。パーティションによって間を仕切ることで空間に価値を創造することから始まった私たちの事業はその後、技術を蓄積し応用することによって意匠や機能性を向上させ、空間を表現することで価値を高めてまいりました。私たちは「間仕切り」という言葉の本当の意味を追求し続け、単に空間を分けるということにとどまらず、「場を仕切る」という言葉が「場をまとめる、場をつくり上げる」という意味をもつのと同様に、その空間にとって最適な間をつくり上げることを目指して事業を展開してまいりました。パーティション専業メーカーとなってから半世紀余り、当社は業界のリーディングカンパニーとして発展してまいりました。

 

社長就任1年目の所感 私は昨年6月に社長に就任し、一年が経過しました。この一年の間も自然災害や新型コロナウイルス感染症拡大をはじめ多くのことが起き、まさに激動の年でした。このような中で大切にすべきものは何かと考えた時、やはり創業時から脈々と流れる「我等の精神は、人道と友愛である」にも表れている精神と、「企業は世の中の幸福に貢献するために存在すべきである」という信念であると確信しています。創業から受け継がれているこの精神、理念を基軸とした経営は今後も変わることのない普遍的なものとして大切にしてまいります。
 その一方で、世の中の激しい変化に適応すべく、変化すべきところはスピード良く変化していくことで企業価値を向上させることにも努めてまいりました。私たちは今、「変化への挑戦」を合言葉に、変化に恐れず積極的にチャレンジすることで、これからの成長へ向け取り組んでおります。今後はこれまで蓄積したノウハウや技術をさらに高め、産官学民連携のパートナーシップも加えてさまざまな社会課題と向き合い、空間に新たな価値を創造することを通じてそれらの課題を解決し、一人一人が光り輝けるような「間づくり」「人づくり」の実現に向け、取り組んでまいります。
 今後も、当社の使命である「すべての人が光り輝く人生を送るために、より良く働き、より良く学び、より良く生きるための持続可能な環境づくり、人づくり」を実現するために、間仕切事業で世の中にさらなる貢献をしていくと同時に、変化する世の中に必要とされるようにスピード良く積極的に挑戦してまいります。

 

 

Empower all lif e ~すべての人が光り輝く人生を送るために~

 現在、私たちの事業を取り巻く環境は、5GやIoT、AIをはじめとした技術革新が加速度的に進化している一方、日本の人口減少や少子高齢化がもたらすさまざまな課題に加え、首都圏への一極集中の加速による地域格差の広がりや災害への脆弱性への対応の必要性、地球環境問題や感染症問題など、人々の生活様式を大きく変化させる多くの課題が山積しています。これらを解決していくために取り組むべき課題として私たちは「自立分散型社会への取り組み」「ダイバーシティ&インクルージョンによるイノベーション促進」「技術革新による空間価値の向上」「環境保護や防災・減災などへの対応力向上」に重点を置きました。そして空間創造においてこれらの課題解決を図るための4つの成長領域として「Environment~持続可能な“地球環境づくり”」「Safety & Security~災害と共生する“まちづくり”」「Activity~人々の活動の先にある“間づくり”」「Well-being~いきいきと活躍できる“人づくり”」を定めました。この4つの成長領域を私たちの事業領域であるオフィス・工場・医療・福祉施設・学校などそれぞれの市場においていかに活動するかを明確化し、事業を展開してまいります。
 このような活動を通じて、私たちはこれまでのような「大量生産・大量消費で効率のみを追求する一方で誰かが取り残されたり、環境が犠牲になったりするような社会」ではなく、「誰一人取り残すことなく一人一人が自分らしく光り輝けると同時に、その一人一人が共存共栄の中でこれまで以上に繋がり合い、お互いを活かし合うような社会」をつくっていくことが大切であると考えております。私たちは2030年に目指す姿として「Empower all life」を掲げ、経済・社会・環境の調和の中ですべての生命が光り輝く社会の実現に貢献することを目指します。

 

 価値創造モデル「 コマニーSDGs∞(メビウス)モデル」 私たちが2030年に目指す姿として掲げた「Empower alllife」の実現にあたっては、2018年に策定した価値創造モデルである「コマニーSDGs∞(メビウス)モデル(以下、∞モデル)」※に沿って活動を展開しております。この価値創造モデルは、私たちが目指す「すべての人の幸福に貢献する経営」の実現のため、私たちのステークホルダーであるお客様、サプライヤーなどのお取引先様、従業員、地域社会、地球環境、株主・投資家の皆様にSDGsが掲げる目標の実現に向けた取り組みを通じて貢献することを目指しています。∞モデルの右側にはプロダクト・サービスを通じていかに世の中に貢献し、お客様に貢献するかを表し、左側には私たちに関わるステークホルダーの幸福にいかに貢献するかを表しています。さらに、これらがそれぞれ独立して活動が行われるのではなく、相互に作用して相乗効果が生まれ、貢献と発展が持続的に循環することを目指しており、技術革新を通じてこれらを実現することを目指し、施策を展開しています。

※2030年に目指す姿 ~ROAD to 2030~「 コマニーSDGs∞モデル」参照

 

 

多様性が生み出すイノベーション また、さまざまな社会課題を解決するためには、多くの人財が集まり多様なアイディアを出し合いイノベーションを起こしていくことが必要です。私たちは、ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)の推進が企業としての継続的な発展に必要不可欠であると考え、当社における成長戦略の中心軸をなすものと位置づけております。多様性を重視することで一人一人の能力や個性を引き出し、やりがいと意欲をもって自らの人生を生きる個人が増えることで、組織や社会全体を活性化し、持続的な成長へとつなげていきます。
 特に、当社はこれまでの慣習や固定概念によって男性中心の職場が作られてきました。これは私たちにとって打破すべき重要課題であると捉えております。私たちは、2019年にサステナビリティ経営推進委員会、D&I推進分科会を立ち上げるなど、多様性でイノベーションを起こす会社風土づくりをスタートさせ、経営幹部を始め全社員でD&Iの実現に取り組んでおります。
 2030年にはジェンダーギャップを始めとするさまざまな壁をなくし、女性従業員比率目標30%以上、女性管理職比率目標20%以上を大きく達成することで、すべての人が自分らしさを尊重される社会や、会社づくりを目指してまいります。

 

 

2030年へのムーンショット実現を目指して 最後に、SDGsが目指す「より大きな自由における普遍的な平和の強化を追求する」とは、私たちの使命である「すべての人が光り輝く人生を送る」ということと一致していると考えております。当社の価値創造モデルである「コマニーSDGs∞モデル」にあるように、お客様、従業員、お取引先様、地域社会、地球環境、株主・投資家様などすべてのステークホルダーの皆様との積極的な対話を大切にしながら、具体的な計画と目標を設定し、着実に実施してまいります。
 これに加え、国連グローバル・コンパクトの4分野10原則にあります「人権・労働・環境・腐敗防止」に積極的に取り組むことは企業が果たすべき社会的責任であると同時にイノベーションの可能性であると捉え、私たちは国連グローバル・コンパクトに署名し、10原則の実現を推進してまいります。
 私たちがこれまで大切にし続けてきた創業の精神と理念は、これからも変えることなく受け継ぎつつ、「変化への挑戦(Challenge for Change)~新たな世界へ~」を合言葉に変えるべきところは大胆に変化させ、新しいことにも積極的に取り組むことで、「すべての人が光り輝く人生を送る」ことに貢献し、世の中になくてはならない企業とあり続けられるよう邁進してまいります。

 

 

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