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金沢工業大学とのSDGsに関する共同研究として避難所用プライベートブースを開発

商品情報
2021/03/10

コマニーが金沢工業大学とのSDGsに関する共同研究として

避難所用プライベートブースを開発

~安心して着替えや授乳ができる空間を~

2021年3月10日
コマニー株式会社

パーティションで快適空間・機能空間を創造するメーカーのコマニー株式会社(本社:石川県小松市、代表取締役社長執行役員:塚本健太)は、金沢工業大学 経営情報学科平本研究室・SDGs推進センター(センター長:平本督太郎)と共同で避難所用プライベートブースを開発いたしました。

 昨今、震災などの天災が多く発生する中、被災地の避難所では“しょうがない”とされている空間があります。その空間を少しでも良くしたいという想いから、被災地での避難所に関する様々な研究の調査・整理のほか、日本政府SDGs推進円卓会議構成員、防災に関する有識者、被災地支援を行うNPO等との意見交換、金沢工業大学の学生による脳波計を用いたプライベートブースでの快適性に関する研究等を経て、この度、避難所用プライベートブースの開発に至りました。

避難所でも安心して着替えや授乳ができるスペースを平常時でも活用できるブースを

 避難所の大部屋内では、プライベートな空間を確保するすべがなく、特に女性にとって安心して着替えもできない環境がそこにはあります。

 このことで、避難をしたくてもしない、できない人が多くいます。その環境を少しでもよくするために避難所用プライベートブースを開発しました。仮設的ではあるものの素材自身の軽さと強さを活かし、しっかりとしているため室内で安心してご使用いただけます。

 さらに、備蓄の課題にも着目し、平常時はブースとして昨今のオンラインでの授業・会議、集中スペースとして活用することで、備蓄するのではなく、平常時も緊急時も利用できるようにしております。今後は本ブースの価値をさらに模索するとともに、多くのステークホルダーにその価値を広めていく予定です。

工具不要!10分で簡単に組立可能

 避難所では工具がそこにあるとは限りません。そのため、緊急時にも難なく組み立てることが可能なように工具不要な設計をしました。

 さらに、2人で約10分あれば組立てができるため、簡易に安心できるブースを設置することができます。

 簡易に組立てができることで、平常時は簡易的なブースとしての活用が見込まれ、平常時も緊急時も必要なスペースを創ることが可能です。

参考:共同開発した避難所用プライベートブースの概要

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