これまでご支援賜りました株主、投資家の皆さまへ
これまで当社株式をお持ちいただいた株主および投資家の皆さまにおかれましては、平素より当社グループの事業運営に格別のご支援を賜り、心より感謝を申し上げます。
当社は、2022 年 7 月 28 日をもって東京証券取引所スタンダード市場において上場廃止となり、この度、非上場化することとなりました。
1961年に小松キャビネット株式会社として創業し、ほどなくして間仕切り専業メーカーとしての道を歩みはじめ、1989年11月に名古屋証券取引所市場第二部に上場、2015年6月には東京証券取引所市場第二部に上場いたしました。おかげさまで当社は昨年、創立60周年という節目を迎えることができ、その半分以上の期間を上場会社として多くの株主や投資家の皆さまに支えて頂きながら事業に取り組み、成長発展してまいりました。
しかしながら、コロナパンデミックによって加速度を増して変化していく経営環境に対して、従業員を守り、会社を発展させ、かかわるすべての方々や地域、社会に貢献できる企業組織をつくり込んでいくには、60周年という人間でいえば還暦に当たるこの節目において、今一度あらゆる角度から自社を見直し、持続可能な強い企業体質を再構築しなければならないと考え、当社は公開買付による株式の非上場化という決断をいたしました。
今回、非上場化を進めるなかで、私たちは多くの株主の方々にお会いする機会があり、その際にたくさんのありがたいお言葉を頂きました。事実、当社は上場以来30年以上の長きにわたる事業活動において、困難な局面が幾度となくありましたが、その都度、皆さまから暖かくご支援をいただいたことは、私たちの大きな励みとなり、今日まで成長発展してくることができました。
改めて、株主の皆さまに心からの感謝を申し上げるとともに、今まで皆さまから頂いたご支援に報いるよう、覚悟と決意をもって、この大変容の時代においても、世の中に対して大きく貢献していけるコマニーとなれるよう、精進努力をしてまいります。
非上場化後につきましても、今まで以上に全従業員をはじめ、お客様やお取引先様、すべてのステークホルダーの皆さまのご期待にお応えしてまいる所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
2022年7月29日
代表取締役社長執行役員 塚本 健太