従業員の幸福を本気で実現する職場づくり
私たちはどうしてコマニーで働くのか?私たちが本当に生きたい人生を生きるために、コマニーがある。友愛の心を持った仲間とともに、仕事を通して成長と貢献を感じることができる。そんなチームを本気で実現する。
1,380人の従業員がコマニーという一つの船に乗っています。その船が目指すのは、すべての人が光り輝く人生を送る未来であり、より良く働き、より良く学び、より良く生きることに船員一人一人がコミットしている未来です。
64年前の創業時に制定され、私たちが今も大切にする5つの社是には、まさに従業員とともにその未来を実現するために経営をするという心が表れています。
コマニーでは「幸福とは、人道と友愛に生きることである」と定義しました。「人道とは、成長と貢献によろこびを感じる生き方」、「友愛とは、自分も自分以外のすべての人も愛する心」のことです。この定義をもとに、コマニーが会社としてできる制度やしくみづくりを一層加速させています。同時に、目指す幸福のあり方を従業員の共通の価値観とすることで、一人一人が自分や仲間の幸福のために考動する意識も高まっています。
職種、勤務地、性別、年齢、障害の有無に関わらず、自らと仲間の幸福にコミットし、誰一人取り残すことなく自分らしく働けるコマニーをつくっていきます。
幸福の定義
成長と貢献
自分の使命や、生きたい人生を叶えるための舞台として仕事があります。だからこそ大切なことは、「そもそも自身は何のために生きているのか」ということです。そして、それを叶えるために私たちは成長します。貢献を大きくするために必要なものを磨き、心を高めます。
友愛
私たちが成長と貢献の両輪を回し続ける生き方を可能にするものが「友愛」です。私たちは仲間とともに、お互いを支え合い、心を高め合うことで、何倍もの成果やよろこびを感じることができます。
熱い想いで成長機会をつかむ
DX 専門人材育成プログラム『EAGLE』がスタートしました。部門や職歴を問わず全従業員を対象に募集し、応募のあった約120名の中から40名が選抜されました。一人一人が新たな価値を生み出すためにデザイン思考を学び、それを活かして自分の熱意を形にするビジネスプランコンテストにも取り組むなど、実践型で学んでいます。「人」を起点に観察し、課題解決と価値提供に挑戦することで、イノベーション創出を図っています。さらに、部門を超えた新しいパートナーシップも生まれ、これまでにないアイディアが生み出されています。
質を高める学び
2023年より「質を高める、自ら変わる」をスローガンに、主体性を高める数々の取り組みを行ってきました。一人一人が仕事の本質をとらえ、これまで「当たり前だから変えられない」と諦めていた課題に挑戦し、仕事の質向上を図っています。毎月行われる従業員総会では、全従業員がオンラインで集まり、会社の経営状況や他部門の取り組みを学びます。自分らしく働くための考え方、理念、SDGs、Well-being、D&Iなどを学ぶ機会も、従業員主体で企画しています。また、経営方針の発表会も全従業員が参加することができ、コマニーが目指す方向性を自ら学びにいくことができる機会が用意されています。
従業員の幸福を中心に据えた人事制度
従業員の幸福を中心に据えた人事制度健康づくりの推進幸福のための賃金体系について、議論やシミュレーションを重ねて導入した賃金制度は、「プロとして自分を磨き(成長)、その評価に対する価値(貢献)をしっかりと受け取ってもらいながら、安心して働くことができる賃金制度」を目指しました。この制度の理解度を高めるために、制度に込めた想いの共有だけでなく、評価のフィードバックの型づくりに取り組んでいます。また、「ワーク・ライフ・インテグレーション」をキーワードに、育児休業に関する制度づくりも進めています。
2022年4月より、男女ともに育児休業1 ヶ月取得を必須とし、その期間の給与も支払われる制度が導入されました。従業員だけではなく、その家族の安心感にも繋がっています。一人一人のライフイベントは、人生においてかけがえのない経験ができる機会です。人間的にも大きく成長する機会であり、その成長の実感こそが貢献に繋がり、その過程において幸福(Well-being)になっていくと考えています。今後も安心して人生を預けられる制度づくりを推進していきます。
健康づくりの推進
コマニーでは、人の心をベースとした大家族主義で経営を行っています。従業員や家族が心身ともに健康で、明るく活き活きと活躍する環境づくりや意識づくりとして、二次検診の100%受診やストレスチェックの課題改善などを行い、従業員の幸福や社会への貢献に繋げています。
従業員幸福度調査
従業員を対象に毎年実施してきた「従業員満足度調査」を、2023年から「従業員幸福度調査」に切り替えました。この調査から多くの従業員は、会社に対して誇りがあり、仕事に対するやりがいを感じていること、会社には従業員を大切にする風土があると感じていることが見えてきました。従業員同士の日々のコミュニケーションや理念研修などの取り組みの成果であり、コマニーが目指す幸福を実現するための強みになっています。
社長と従業員の直接対話
社長が自ら全国の営業所に訪問し、直接対話できる機会をつくることで風通しの良い会社づくりに努めています。
従業員幸福度向上のための7つの施策
- 経営の具体的な方向性の打ち出し
- 人的リソースの再配分
- 部門業務を遂行するための習熟ステップのしくみ化
- 各年齢層の収入不満に対する理解度向上
- 人事評価フィードバックの型づくり
- 部門別の課題把握と対策検討
- 幸福度における強み項目の維持と向上
創立63周年記念式典
全従業員が金沢、東京、大阪の3拠点に集まり、周年記念式典が行われました。一年間の活動の成果を称え合い、素晴らしい考え方や好事例に対して感謝を伝え合うことで、全社一体となって共感しながら学びました。そしてコマニーが真に目指す「幸福」のあり方や、これから必要となる経営観の意識変容について明確にしました。「Empower all Life~一人一人が光り輝く社会~」を体感するプログラムを通して、その未来を自らの手で実現するということが、従業員一人一人の意志になっています。