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サステナビリティ経営への取り組み

お取引先様(サプライヤー等)とのパートナーシップ

「繋がり合い」で実現する「共存共栄」

私たちは、お取引先様とともに技術を高め、環境や人権にも配慮した最適な商材を工場へ安定的に供給するため、持続可能なサプライチェーンの構築を目指しています。定期的にお取引先様満足度調査を実施し、課題解決を通して、パートナーであるお取引先様と長期的に協力し合える関係性を築いていきます。ともに最高のパフォーマンスを発揮しながら成長発展できる共存共栄の関係を大切にし、公正で公平な調達活動を行っていきます。

お取引先様とともに共存共栄を実現するために

私たちが果たすべき使命である「間づくり」を通じて世の中に貢献することは、パートナーであるお取引先の皆様のご協力があって初めて実現することができるものです。私たちは共存共栄の精神のもと、創業以来お取引先様との関係性づくりを重視してきました。現在は、新型コロナウイルスの猛威による経済産業界全体の世界的な鈍化や、ロシア・ウクライナ紛争による先行き不透明な経済環境など、思いもよらない環境変化に直面し経済産業界全体が混沌とした状況のなか、資材調達においても過去に経験のない時代を迎えました。これまで当社最優先で友好的に材料供給をいただいた会社からの突如の事業撤退の知らせなど、予期せぬ事態が連続で発生するような環境において、改めて我々ができる「間づくり」は何なのかを突き詰めた結果、このような時代だからこそ互いに理解し合うことから生まれる「繋がり合い」を実現することにあると行きつきました。創業当初に掲げられた「共存共栄」の精神そのものです。私たちは、この「間づくり」を生成し持続していくためにも、対話を通じてお取引先様との関係性を高めていくことが何より重要と考えています。平等な立場で、お互いの技術力や強みを活かし合い、切磋琢磨しながら協働することで、ともに成長発展し、さらには世の中へ貢献することができると考えています。私たちが目指す間づくりを通じて、「売り手・買い手・つくり手・世間・地球・未来」のすべてが持続可能な社会の実現へ向け、お取引先様とともに協力しながら「共存共栄」の実現を目指していきます。

購買部 部長 竹田直樹

パートナーシップ関係構築

お取引先様とともに成長し、安心安全なより良い社会を築く

パートナーシップ構築宣言

COMANYは、パートナーであるお取引先様との共存共栄のうえに持続可能な未来を築いていくことを目指し、2019年に経済産業省などが組織する「パートナーシップ構築宣言」に賛同しました。お取引先様と協働し、品質・価格・環境・人権などに配慮して改良改善することで、企業価値や技術力・競争力の向上を図り、ともに成長発展し、安心安全なより良い社会を築く「六方よし」の考え方を基軸に調達活動を行っています

お取引先様交流会での対話

間づくりカンパニーとして、COMANYが目指す事業方針および購買方針の共有やお取引先様満足度調査の報告などを行います。ともに成長発展し合える最良のパートナーとしての関係性向上を目的に、相互理解を深める交流の場としてお取引先様交流会を開催しています。

定期面談の実施

お互いが働きやすく、ムリ・ムダのないモノづくりができるよう、情報共有と意見交換の場として定期面談を実施しています。先行き不透明な今だからこそ、お取引先様との対話を通して知り合うことを大切に、困りごとのヒアリングや技術連携を行うなど、課題解決に向け協力し合える関係性の強化を目指しています。

安定的な調達

安心+安定な供給体制づくり

VUCAの時代に突入したと同時に、「物がない」「入らない」といったことが常態化し、これまで当たり前だった世界が180度変化しました。その環境下のなか、安定供給を図るうえでサプライヤーの皆様はもちろんのこと、製造部門を中心に定期的な情報連携を行い、先行的な仕入れや定量的な仕入れのしくみを構築すると同時に、納入へ向け協力をいただきました。この先も不透明な状態は続きますが、安心して受注ができ、安定してモノづくりへ繫げられるよう安心+安定な供給体制づくりに取り組んでいきます。

BCM(事業継続マネジメント)の取り組み

コロナ禍ならびにロシア・ウクライナ紛争での環境変化や近年多発する自然災害などの有事においても、安定供給を継続していくことは最優先となります。主要材料のサプライヤーについてリスク評価を行い、地域の分散や複社購買を強化するなど、偏りが生じないようサプライチェーンBCMに取り組んでいます。また、お取引先様には有事における備えの助言や、万が一災害が発生した際の事業再開時には、できる限り取引関係の継続等に配慮します。

CSR 調達

環境負荷低減へ向けて対話を重ね、繋がり合う

当社のお取引先様は、製造業や卸売業など業種も規模も様々です。
ひっ迫した地球環境を守るため、お取引先様自らが環境への負荷低減に向けて取り組みを進めていただけるよう、対話を繰り返していきます。

コマニーグループCSR 調達ガイドライン制定

これまでのCSR 評価の考え方をさらに充実させることを目指して、2022年7月、購買基本方針を改訂し、人権・労働・地球環境などの9項目の観点から「コマニーグループCSR 調達ガイドライン」を制定しました。本ガイドラインを展開し、お取引先様とともにサプライチェーン全体でCSR 活動の浸透に努め、持続可能な調達活動の実現を目指します。

CSR 調達状況把握アンケート調査

アンケートの実施にあたり、当社のCSR 調達に対する考え方について相互理解を深めるため、対象のお取引先様にオンラインで説明会を実施しました。今後、調査により改善課題が明確になった場合には、サプライチェーン全体におけるリスクの最小化を図るため、お取引先の皆様とともに改善に取り組んでいきます。

「CDP2022 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に2年連続選出

COMANYは環境に関する情報開示として、CDP 評価に参加しています。当社は、中長期的な温室効果ガス排出量削減目標(SBT 認定)を定め、Scope3のカテゴリ1を対象とした二酸化炭素排出量の80%に相当するサプライヤーの目標設定を2024 年までに完了することとしています。このサプライチェーン全体での環境負荷低減に向けた目標設定や企業理念に基づいた全社での環境への取り組みなどが総合的に評価され、2021年に引き続き、評価対象企業となる約8,000を超える企業の中から、上位8%の企業として選ばれました。(世界全体で約650 社、うち日本企業は約130 社)

SBT サプライヤー・エンゲージメントの進捗

サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量の削減を目指して、2020年度より、SBT サプライヤー・エンゲージメントの説明会を実施しています。環境への取り組みに共感をいただくことはできても、パリ協定の1.5℃目標を設定いただくことは容易ではありませんが、お取引先様と対話を繰り返し、2023年4月現在、82社の皆様に削減目標を設定いただきました。CO2 排出量に換算し38,639t/CO2になります。

SBT エンゲージメント社数
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