「間づくり」を通して、お客様のWell-beingに貢献する
多様化する時代において、働き方、ビジネスモデル、価値観が変化する中で、私たちにできることは何か。
これからは働く人々がどのような時間を過ごし、どんな価値を出したいか、お客様の要望は十人十色。
一人一人のお客様に寄り添い、たくさんのパートナーとともに間づくりを考えカタチにする。
多様化する時代の中で、働き方やビジネスモデル、そして顧客の価値観が大きく変化しています。そのような中で、私たちにできることは何か。
今まではお客様の要望に100%でお応えすることを大切にしてきましたが、これからはそこで働く人々がどのような時間を過ごしたいか、どんな価値を生み出したいかを一緒に考え、創り上げることが大切だと考えています。
私たちは間づくりで、お客様のWell-beingに貢献することを目指しています。お客様の求める価値に対して、コミュニケーションを活性化する空間づくり、居心地よくストレスなく働ける環境づくり、顧客やビジネスパートナー、地域社会との交流を通じた共創の場づくりなど、従業員同士、社内と社外、企業と地域社会などの関係性をつくることが「間づくり」であり、それをたくさんのパートナーとともに実現したいと考えています
お客様と一緒に実現したい間づくり
写真付きで残工事を鮮明化
お客様の要望をともに実現するために、その場でイメージをカタチにすることを大切にし
ています。ツールを活用して図面や現場の写真を組み合わせ、情報を瞬時に反映しながらお客様のご要望に合った提案を行っています。また、遠隔地にいる技術者とリアルタイムで正確に情報共有することで、その場での提案や不明点の解決に繋げています。施工管理者は搬入情報の検討も行うことができるため、打ち合わせから納品まで迅速にお応えします。
間づくりを一緒に考えカタチにする
お客様との間づくりを実現するには、パートナーの皆様と同じ未来を描き、ともに考
えてカタチにしていくことが大切だと考えています。その第一歩として、うぇるコマ『Welcome to Comany』という、コマニーを知っていただくための勉強会を開催しています。勉強会の内容は、コマニーの方針や取り組み、市場の変化や商品についてなど幅広く、毎年アップデートしていきます。パートナーと情報や知見を掛け合わせることで、間
づくりのプロとしてお客様に寄り添い、チームでアイデアを創出していく、そんなパートナーでありたいと思います。そして、困ったときにはお互いに相談できる関係を築くことを大切にしています。
お客様に寄り添ったモノづくり
地震や豪雨などの自然災害が常態化しつつある昨今。災害震度7相当に耐える空間づくりに貢献する、高耐震間仕切「シンクロン」
の研究を金沢工業大学と共同で進めてきました。震災リスクを軽減し、安心・安全の空間づくりをすることで、精神的安全性を確保し、Well-beingの向上に繋げていきます。
医療関係者や大学などの専門家と共同で被験者検証実験を行い、健常者や障害者、利用するすべての方にとってストレスなく利用
できるユニバーサルデザインのトイレ空間をつくることで、Well-beingの向上に繋げていきます。
高品質なモノづくり
お客様に満足していただくためには、製品の品質が確かであることが大前提だと考えています。性能試験と耐久性試験を繰り返し行い、製品の安全性と品質機能を定期的に評価・確認しています。また、世界基準の燃焼試験機を導入し、不燃認定を取得している製品に対しても定期的な不燃性能試験を行い、定められた性能を保持し続けているかを確認しています。
感性を刺激する間づくり
表面の素材や色、質感、細部にわたるディテールによって人に与える影響は大きく異なり、空間に与える機能性も変化します。また、環境面やコスト面への視点も含め、お客様とコマニーにとって最適な色材のあるべき姿を考えて設定しています。海外トレンドや実績について情報を発信するだけでなく、お客様に魅力的な新色や新素材を提案することで、トレンドをつくっていくことを考え製品に取り入れています。
未来の風景を間づくりする
未来の働き方、未来のオフィスとはどのようにあるべきかを考え、開発がスタートしました。そして従来のパーティションの既成概念を変え、パーティションとしての新たな姿や考え方を取り入れカタチにしました。結果、「2023年度グッドデザイン賞」において、次世代パーティションWEDGE(ウェッジ)が「グッドデザイン賞」を受賞しました。
審査委員による評価コメント
WEDGEは、従来の間仕切り壁から脱却し、これからのオフィスを考える”進化する
パーティション”としてデザインされている。これからの多用化するオフィス空間に対応し、機能のアップグレードも可能な構造となっている。また、特筆すべきは、様々な企業との共創によって実現した機能だろう。
進化するDX化やセキュリティ問題、衛生面の配慮など付加価値をこの薄い壁に全て盛り込み、美しくミニマルなデザインに仕上げている点は高く評価した。