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サステナビリティ

コマニーが捉える間づくりとは

「間」とは何か?

当社は創業以来60年間ずっとこの問いに向き合ってきました。
私たちは単に空間を分けることにとどまらず、
その空間にとって最適な間をつくり上げることを目指してきました。
空間は人々の活動に大きな影響を与えます。
そのため、当社では「間づくりとは、すぐれた間の生成である」と定義しています。
当社は60周年を機にタグラインを「Empower all Life」と変え、
すべての人が光り輝く人生を送るために、これまで以上に間づくりを追求していくことを決意しました。
間づくりは、人々が「より良く働き、より良く学び、より良く生きるための持続可能な環境づくり、
人づくりに貢献する」ことができる、すぐれた間の生成です。
その精神は、当社の社是にある「人道と友愛」に基づく価値観から生まれたものであり、
これまでも多くの間づくりをしてきました。
そして、これからも間づくりを追求こそ当社が行うべき価値創造であると捉えています。

脱オンライン難民!集中作業難民!

Remote cabin[リモートキャビン]

本製品は、ウェブ会議や集中作業に最適な空間を生み出す、個室ブースです。新型コロナウイルスの蔓延により、ウェブ会議が爆発的に普及しました。しかし、従来のオフィス環境ではウェブ会議を行うスペースが少なく、会議室を一人で占有してしまったり、執務室内で隣の人がウェブ会議を行うことによって周りの人の集中が阻害されてしまったりと、従来のオフィスでは不満も多く出てきました。同様の課題は当社の捉えるオフィス市場だけでなく、工場間の打合せもオンライン化されることでウェブ会議スペースが必要となったり、医療・福祉施設におけるカンファレンスやセミナー受講、学校における生徒のオンライン授業受講スペースとしてのニーズも高く、本製品は一人一人がより良く働き、より良く学ぶための環境づくりに貢献しています。従来品より安価で納期も短いこと、そしてブースでの作業が快適に行える設計であること、さらには安心・安全の抗ウイルス・抗菌仕様を本製品は実現しています。

アジャイル開発
開発過程では、スペース内のレイアウトの検討において実際の使われ方や持ち物の想定などさまざまな要素を配慮しました。アジャイル型の開発を進めており、絶え間なく進化を続けて、発売より大小合わせて10を超える進化をしています。

その空間は本当に安心して利用できますか?

Health Bright Evolution®[ヘルスブライトエボリューション]

Health Bright Evolution®(以下HBE)とは室内・什器などにコーティングすることで抗ウイルス・抗菌効果をもたらす商品です。コロナウイルスの感染拡大以前から、インフルエンザ等による感染症のリスクは様々なところに存在していました。そのため、当社は空間で過ごす人々が安心・安全に過ごせる環境を整えるために2020年5月1日よりHBEの取り扱いを開始いたしました。HBEは5年間の効果を保証しており、オフィスでは従業員がより良く働くために、教育施設では子どもたちが安心してより良く学ぶために、また普段生活する際に利用する商業施設やスポーツ施設などを安心して利用できるために貢献できる製品です。

日本古来からの仕切り文化を現代に

KOUSHI

ゆるく仕切るということをコンセプトにした本製品は、その名の通り、日本古来からの間の仕切り方である格子をモチーフに実現しました。古来からの間の仕切りは存在していても人の存在感をちょうどよく残しつつ、全体空間の一体感を醸成し、安心できる空間を生み出していました。働くオフィスにおいてもお互いの存在感は感じつつ、適度に仕切る間のつくり方は新たな発見やコミュニケーションの創出をし、「より良く働く」を実現します。

工業製品をスタイリッシュに表現
品搭載比率を高める取り組みをしています。造作での意匠感を既存製品で表現できます。スタイリッシュなフレームを格子構造にし、組み合わせでお客様のご要望にお応えします

今ほしい、そんな商品がほしいをカタチに

「KAKOU」「Mile」

新型コロナウイルスの蔓延をきっかけに、在宅ワークやオンライン授業など、これまで働く・学ぶ環境が大きく変化しました。家庭内の家族の視線やオンライン会議・授業による投影の映り込みの対策として「KAKOU」を発売しました。さらに、在宅ワークによる疲労や運動不足の課題も増えていき、働くことを気軽に外に持ち出すことへの提案として、「Mile」の開発とクラウドファンディングによる試販売を行いました。クラウドファンディングは予想を上回る成果を出し、多くの方の外で働くことへの期待を感じています。2021年11月正式発売に向け改良・改善を進めています。

KAKOU

Mile

地震大国・日本 震度7クラスの地震に耐える
パーティション

高耐震間仕切「シンクロン」

日本国内では、大きな地震被害が頻発しており、今後30年間で巨大地震が発生する確率は70%以上とも言われ、大規模な地震発生リスクについて警鐘が鳴らされ続けています。パーティションは元来、地震に強い構造ではあるものの、それでも過去の東日本大震災や熊本地震などの大地震では一部が壊れ、倒壊の危険もあったことが分かりました。パーティションは誰もが訪れる機会の多い、企業のオフィスや学校、病院、公共施設などに広く採用いただいています。そんな身近な場所にあるパーティションを高い耐震性が備わったものにしていくために高耐震間仕切「シンクロン」の研究を金沢工業大学と共同で進めてきました。当社の掲げる2030年の震災におけるリスク低減者数137万人の目標実現に向けて、シンクロンの製品搭載比率を高める取り組みをしています。

    

地震大国日本の安全レベル向上を
平成の30 年間で震度3 以上の揺れが記録されなかった市町村は、日本にある1,700を超える市町村のうち、わずか12。また、震度7クラスの巨大地震は5回起こっています。地震自体を防ぐことはできませんが、被害を軽減する取り組みを少しでも進めていきませんか。

  

災害時の二次被害者0(ゼロ)の社会実現を

避難所ブース

災害が常態化している世の中において、避難した先の環境が安心・安全であることは、二次被害者を出さないために重要な要素になります。当社では災害時の二次被害者を0にすべく、女性が安心して着替えや授乳をすることのできるスペースを提供できるよう避難所ブースを開発しました。女性が安心して避難できる環境は、周りの子どもや男性にとっても安心できる要素であると考えています。本製品は、軽量で強い素材を活用し、工具不要で約10 分で組み上げられる特徴をもちます。被災地を知り、必要なものは何かを有識者からヒアリングを重ねつくり上げました。いつ起こるかわからない災害に、「非常時だからしょうがない」ではなく、人の尊厳を守る空間を創り、より良く生きるための安心を提供します。

被災地支援をきっかけに避難所への「間」の必要性を実感
このプロジェクトは西日本豪雨の際に、実際に当社社員が被災地支援を経験し、メーカーとして何かできないかと考え、動き出しました。さらにその重要性を金沢工業大学の学生とのディスカッションから認識し、開発に着手しました。

利用するすべての方にとって
ストレスなく利用できる空間を実現

ユニバーサルデザイントイレブース[Dear-d]

本製品は省スペースで使いやすさを追求した、ユニバーサルデザイン折り戸のトイレブースです。子どもからお年寄り、健常者から車椅子の方まで、誰もがストレスなく利用できるトイレ空間を生み出します。急激な高齢化やグローバル化にともない、国土交通省からバリアフリー法が施工されるなど社会全体でユニバーサルデザインへの取り組みが活性化していますが、多機能トイレの混雑が問題として挙げられています。そのため子ども連れやオストメイトに配慮した機能を一般トイレに移すことで、多機能トイレの混雑解消を促しており、省スペース対応のディアードがそれを実現します。その様な点から成田国際空港や中部国際空港などの大型施設をはじめ、数多くの施設に採用されています。利用するすべての方が不自由なく使用できるトイレ空間となっており、一人一人がより良く生きるための環境づくりに貢献しています。

利用者とともに生み出すユニバーサルデザイン
健常者障害者、小さなお子様連れの方など、多様な方との実証実験を重ね、その検証結果を製品開発に反映しています。

高齢者の快適な部屋づくりと介護を実現

「やさしいドアシリーズ」「ベット間間仕切りシリーズ」

『やさしいドアシリーズ』は木製ドアのため、木ならではの風情や香りがもたらす“ぬくもりやあたたかさ”、そして“木製”の家庭的な雰囲気が自宅にいるような安らぎや安心感をあたえます。これに加えて一般的なスチール製ドアと比べると軽量で、高齢者の方も容易に開閉することができ、また、自閉するドアとの接解による転倒リスクを軽減いたします。また、『ベッド間間仕切シリーズ』は多床室のプライバシー保護改修に最適なベッド間間仕切です。高齢者福祉施設や医療施設では多床室でのプライバシー保護が課題となっています。高齢者に必要な介護を提供しながらも、入居者のプライバシーを守り、一人一人の生活リズムに合った施設環境を生み出します。高齢者が活き活きと過ごせ、スタッフにとっても活動を最大限に発揮できるよう、一人一人がより良く働き、より良く生きるための環境づくりに貢献しています。

やさしいドアシリーズ

ベッド間間仕切りシリーズ

最適な仕切りは省エネの支えに

C-POD

デジタル化により、日本のインターネットにおけるデータ通信量はこの3年間で約2 倍に増加しています。データ容量は今後も増加が予想され、それを支えるデータセンターは、ますます必要性が指摘されています。データセンターの空調における消費電力は非常に大きく、気候変動対策の面で課題があります。当社のC-PODはデータセンターにおける空調効率を向上させるための天井設置型の製品です。調整の柔軟性にはパーティション部材が活かされています。サーバーの効果的な冷却を助けることで、データセンターの消費電力削減に貢献しています。

適正に管理された材料の使用によって、サステナブルな未来を実現

FSC-AR

FSC® 認証を取得した環境対応型トイレブースです。充填材、枠材などの部品の木材は適正に管理された森林の木材を適正に活用し製品に使用することで、環境問題だけでなく児童労働などの問題のないサプライチェーンの実現を図っています。FSC® 認証(Forest Stewardship Council®:森林管理協議会)は、限りある森林資源を将来にわたって使い続けられるよう適切に管理・調達された林産物に対する国際森林認証制度です。

    

地球の未来を考える
コマニーはCOC 認証(SA-COC-007857)を取得し、責任ある木材の利用に努め、人がより良く生きるための環境づくりに貢献しています。

  

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