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コマニーの男性育休取得者を中心に実態をアンケート調査

サステナビリティ
2024/01/17

Well-being向上への取り組みの一環として

コマニー社内の男性育休取得者を中心に実態をアンケート調査

~ 間づくり研究所のテーマとして実施、制度・体制の改善へ~

2024年1月17日

 間仕切りで新たな価値を創造する間づくりカンパニーのコマニー株式会社(本社:石川県小松市、代表取締役社長執行役員:塚本健太)は、 同社内に開所した間づくり研究所のテーマとして行っている「男性育児休業×Well-beingの向上」において、社内の男性従業員の育児休業の状況について実態調査を行い、その結果をまとめました。

 コマニーでは、2022年4月1日より1ヵ月間(4週間)以上の育児休業取得を必須とし、 男女ともに 1ヵ月間(4週間)は賃金を支給する休業として設定しております。これにより男性社員の積極的な育休活動への参画を促すことで、育休中だから知ること気づくことを体験してもらい、育児休業取得者のWell-being向上を狙って制定しました。本リリースでは、制定開始から1年が経過したことを機に、当社の狙いと現状のギャップを知ることで今後の改善を目的としたアンケートを行いましたので、その結果をご報告します。

アンケートの集計結果について(詳細はプレスリリースに記載)

※アンケート期間 :2023年7月12日~2023年7月20日
 アンケート対象者:1.育児休業を取得した男性従業員 23名、2.取得男性従業員の上司 20名、3.取得男性従業員のパートナー 23名

<アンケートについて>

■男性従業員へ質問:育児休業を取得した感想について
「非常に良かった」が78%、「良かった」が9%となり、育児休業を取得した男性従業員の87%が取得して良かったと感じており、当社の狙いとしていたWell-being向上につながったと思われる。

■男性従業員の上司へ質問:メンバーが育児休業で抜けた際の業務において
「業務に少し影響があった」が60%、「かなり影響があった」が35%となり、育児休業をとった部署にはメンバーが休業をとったことで普段の業務に影響がでたと感じており、育児休業を取得している社員がいる部署へのサポート体制を検討する必要があることが分かった。

■男性従業員のパートナーへ質問:男性従業員が育児休業取得中にサポートを受けたか
「育児や家事の分担をしてもらった」方が10人、「心理的な支えや励ましを受けた」方が7人、また、「サポートを受けなかった」方は0人という回答となっており、育児休業を取得した男性従業員はパートナーのサポートをしっかり行っていたと考えられる。育児や家事の協力以外にも「近くに居てくれたことが精神的な支えになった」「産後の育児を一緒に経験できたことが良かった」など、生まれて間もない時期の育児を一緒に行えた事が良かった、という回答が多く寄せられた。

<アンケートを通しての気づき>

  • 育児休業を取得する部署には、業務影響の軽減としてサポート体制の強化が求められている。
  • サポートした人やチームに対してもWell-beingになれる仕組みが必要。
  • 「男性育児休業1ヵ月取得」はパートナーからは高評価。
  • 男性育児休業の取得方法(分割取得)について、現在は育児・介護休業法に合わせているが、柔軟な取得方法への変更を希望する声がある。

<今後の活動について>

  • 人事部のみで制度を設定せず、今回の制度を体験した社員を含めた体制で、改善を行っていく。
  • 全社の幅広い部門からメンバーを選出したワーキンググループを作り、よりよい制度作りに取り組む。

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