地球環境との持続可能な共存のため
コマニーが梱包資材を環境配慮材料へ切り替え
~バイオマスフィルムやFSC認証ダンボールへの切り替えを実施~
2021年8月30日
コマニー株式会社
パーティションで快適空間・機能空間を創造するメーカーのコマニー株式会社(本社:石川県小松市、代表取締役社長執行役員:塚本健太、以下コマニー)は、2021年8月、地球環境との持続可能な共存を目指して、弊社が使用する梱包資材の一部(シュリンクフィルム・ダンボール)を環境へ配慮した材料へ切り替えを実施いたしました。
私たちコマニーは、地球環境との共存のもとで企業活動を行うことが大前提であると考え、1. 脱炭素社会への取り組み、2. 循環型社会への取り組み、3. 生物多様性の保全への取り組みを3つの柱として活動を行っております。
今回、これらを実現する取り組みとして、製造部門で製品梱包に使用するシュリンクフィルムを環境にやさしいバイオマス材料20%使用のポリエチレンに切り替え、木パレット上に敷く段ボールシートを100%リサイクル段ボールに、主要段ボール箱をFSC認証紙を用いた物、もしくは100%リサイクル段ボールに切り替えを行いました。
今後も、生物多様性に配慮した企業活動として、プラスチック包装材の3R(リデュース・リユース・リサイクル)とともに温室効果ガスの排出量削減、化石資源への依存度低減に取り組んでまいります。

CO2排出量の年間削減量
バイオマスシュリンクフィルム 7,928kg-CO2
バイオマスポリエチレンとは
①石油資源の節約
- サトウキビ由来のポリエチレンを使用することで、石油資源を節約することができます。
②CO2排出量の削減
- 植物は大気中のCO2を成長過程で光合成によって吸収します。
植物由来ポリエチレンは、従来の石油由来ポリエチレンのようにCO2を1方向に排出せず
循環させるためCO2排出量削減に役立ちます。
③同等の品質・強度
- 植物由来ポリエチレンも、石油由来ポリエチレンも同じ「エチレン」から作られています。
そのため石油由来のポリエチレンと同等の品質・強度が可能になります。
FSC認証段ボールとは
世界の森林は無秩序に伐採などされたことにより減少し、地球環境・CO2吸収量などに悪影響を及ぼしています。そこで管理された森林から生産される木材と製品を識別し、消費者へ届けることで 責任ある森林管理を消費者が支える仕組みに変えていきます。
100%リサイクル段ボールとは
一般的にリサイクル材料が95%(主に中芯、裏ライナー)、バージン材が5%(主に表ライナー)程度の割合で生産されています。バージン材はリサイクルではないため、表ライナーにもリサイクル材料を使用する100%リサイクル段ボールに変更しました。