グリーン購入大賞(大企業部門)で コマニーが大賞を受賞
~価値創造モデル「コマニーSDGs∞(メビウス)モデル」が高評価~
2019年11月20日
パーティションで快適空間・機能空間を創造するメーカーのコマニー株式会社(本社:石川県小松市、代表取締役社長執行役員:塚本健太)は、グリーン購入ネットワーク(以下GPN)が主催の第20回グリーン購入大賞にて、大企業部門での大賞を受賞いたしました。
このグリーン購入大賞は「持続可能な調達」を通じて、グリーン市場の拡大に貢献した取り組みとSDGsの目標達成に寄与する取り組みを表彰するものです。このたびの受賞はコマニーが自社にSDGsを経営に実装するため制定した価値創造モデル「コマニーSDGs∞(メビウス)モデル」にて全社を巻き込んだ事業活動を展開し、企業価値の最大化を図ったところが評価されたものです。

本モデルは、製品・サービスを通じてSDGs の各目標の達成を目指すことはもちろんのこと、事業そのものだけではなく、全てのステークホルダーに対する目標を明確化し、「関わる全ての人の幸福に貢献する経営」を実現することを目指しています。また、SDGs目標9のイノベーションの拡大に着目し、「技術」を世界レベルに向上させることをキーとしてSDGs∞モデルを持続的に循環させ、SDGsを経営に実装することにより企業価値の最大化を図っています。
尚、表彰式は、2019年12月5日(10:00~)に「エコプロ2019」の会場にて開催されます。
審査の評価コメント
コマニーSDGs∞(メビウス)モデルは、SDGsをどう経営計画や事業に結びつけていくかという命題に対する取り組みとして、分かりやすい。プロダクト・サービスとサプライチェーン、地域社会等の幅広いステークホルダーとの連携施策を計画・実践されている点が評価できる。
グリーン購入大賞について
グリーン購入大賞は、環境に配慮した製品やサービスを環境負荷低減に努める事業者から優先的に購入する「グリーン購入」の普及・拡大に取り組む団体を表彰する制度として、1998年に創設しました。
第19回(2018年度)より、社会における持続可能な調達の促進を図るために、気候変動の抑制や生物多様性の保全、資源循環の高度化等の環境の側面を中心とした取り組みに加えて、操業の遵法性や労働者の権利、貧困等の人に関わる社会課題を考慮した調達など、SDGsの目標達成に寄与する取り組みも応募対象とし、持続可能な調達を通じたグリーン市場の拡大への貢献という観点から審査・評価を行いました。
また、20回目の節目となる今回は、電力小売事業者や購入者を対象に、再生可能エネルギーの普及促進に優れた取り組みを表彰する特別部門を設置いたしました。
グリーン購入大賞の詳細はグリーン購入ネットワークのWEBサイトをご覧ください。
グリーン購入ネットワーク(GPN)について
グリーン購入を促進するために、1996年2月に設⽴された、企業・行政・⺠間団体等による緩やかなネットワーク組織。地方公共団体や企業等の組織購入者へグリーン購入の普及啓発を行うと共に、商品分野ごとの購入ガイドラインの策定、約15,000 点の商品の環境情報を掲載したデータベース(エコ商品ねっと)の運営等を行っています。2018年度からは、パリ協定やSDGs等の世界的動向をふまえ、活動の領域をグリーン購入から持続可能な調達に拡大し、購入原則の改定や取り組み度を測るための仕組みを構築し、事業を推進しています。
2019年8月時点の会員団体数は1,336 団体(企業1,102、行政109、 ⺠間団体125)です。