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サステナビリティ経営への取り組み

社会貢献活動

主体性と繋がりを大切に協力し合うコミュニティになる

日々変化する社会問題や、度重なる自然災害。自ら現地に赴き、生の声を聞いてきた私たちだからこそ地域のネットワークがどれほど大切かを知っている。行政・企業・地域が強みを活かし合って共存共栄していくことで、誰一人取り残さない Empower all Life の世界を実現する。

私たちは事業活動にとどまらず、より多くの人々の幸福に貢献するために何ができるかを考え、社会貢献活動を展開しています。

その中で私たちが1番大切にしていることは「従業員の主体性」です。相手のために心から「したいと思う」ことを、素直に実践します。また、貢献を実感することにより視野や良心が開かれ、事業活動にも役立つと考えています。地域の皆様とのコミュニティ、震災復興へのボランティア、発展途上国への教育支援など、私たちは何度も現地に赴き現場の生の声を聞いてきました。そして地域のコミュニティの強さが、いざというときに大きな力を発揮するということも知りました。

同じ未来を描く行政・企業・地域の皆様と協力し、お互いの強みを活かしてネットワークを広げていきます。そして将来にわたって明るい未来を築いていくことができるよう、地域への貢献、日本への貢献、そして世界への貢献と活動の輪を広げ、様々な問題解決を通して世の中の幸福に貢献していきます。

真の復興を目指して

2024年元日に発生した令和6年能登半島地震。能登ではたくさんの人々が被災しました。私たちも1月6日に初めて被災地に向かい、その光景を目の当たりにしたときは愕然としました。この町はどうなっていくのか。とにかく生きることに精一杯の被災された方々を見ると、過酷という言葉しか浮かんできませんでした。2日間のボランティアでしたが、帰るときはいたたまれない気持ちになり、ボランティア経験の少ない私たちがこの状況で何ができるのか、迷いながら考え続けました。

そして始まった、能登支援プロジェクト。1月下旬から毎週末現地に足を運び、能登島地区を中心に家屋のゴミ出しや清掃作業をしています。ただ片付けを手伝うだけではなく、「最近の生活はどうですか?」「次来るときに持ってきてほしいものはありますか?」などの現地の方々との会話を大切にし、心のケアもできるように意識しています。
社内外からたくさんの方にご協力いただき、2024年5月末時点で延べ560人の方にご参加いただいています。
毎週末ボランティアに訪れていると、町の方々から声をかけていただくようになりました。
「こっちもお願い」「本当に助かった。ありがとう。私たちも頑張るから、水が出るようになったら必ず遊びに来てね!」そう言ってくださる関係性をつくることができたのも、一人一人の心に寄り添った活動ができた成果だと思います。
ボランティア活動をしていく中で、現地の方が「自立」できるようになることが重要だと感じています。今は毎週末ボランティアに入っていますが、期限なくいつまでもできる訳ではありません。どこまでお手伝いしたらよいのか、線引きに迷うこともあります。自立して生活を立て直していただくための、心をベースとした支援を引き続き行っていきます。

そしてやはり、「人」が戻ってくることで初めて復興と言えるのだと思います。この先もたくさん迷うことがあると思いますが、能登の復興・未来について皆様とともに考え、進んでいきたいと思います。目の前のがれきがなくなり、仕事ができて、観光客が戻ってくる。能登の真の復興を実現するために、貢献していきます。

被災地支援リーダー 高橋 未樹子

地域との繋がりを大切にする

私たちは有事の際だけでなく、日頃から地域の皆様との繋がりを強めることを意識しています。一つ一つの出会いを大切にし、お互いの強みや未来に向けた想いを知ることで、「何か行動を起こしたい!」と思ったときに支え合える関係性を築いています。

知る、出会う、繋がる
「UE-Café@小松」

コマニーはNPO法人ユナイテッド・アースの石川事務局として活動しています。その一環として、地域で活躍している市民や学生とともに社会課題について考える「UE-Café@小松」を毎年開催しています。個人や一企業だけではできないことも、良心で繋がった強いネットワークがあれば実現できるかもしれません。同じ想いをもった同志が集うことで、お互いの強みを活かしながら貢献活動を展開しています。ともに持続可能な社会を実現するための関係性をつくる、それが「UE-Café@小松」です。

楽しみながら社会貢献ができる
「コマフェス」

コマフェスは、「楽しみながら様々な社会貢献ができたらいい」という想いから、誰でも参加できる社会貢献活動として2015年より毎年開催されています。2022年は「Smile」、2023年は「Enjoy」をコンセプトに、楽しみながらちょっといいことができるチャリティフェスとして開催しました。

こまつ市民大学で
「和ハーブ」講座

こまつ市民大学にて、三井住友海上火災保険株式会社様と共同で「こまつの里山に学ぶ『和ハーブ』の魅力と自然との共生」という講座を開催しました。講義やフィールドワークを通して、食に対する学びや健康経営へ繋がる活動も行っています。

カンボジアの子どもたちの未来を創る

おかゆ給食を食べるプレイクラン村の子どもたち
建築学科で懸命に勉強をしているサエン君

パソコン教室「みらい」で学ぶ子どもたち

2016年より、コマニーでは世界貢献の活動としてカンボジアへの支援を行っています。NPO法人のグローブ・ジャングル様が支援しているプレイクラン村を中心に、井戸堀支援や、里親支援として大学へ通っているサエン君への学費支援などを行っています。その他にも、プレイクラン村の子どもたちが勉強をするための図書館やパソコン教室の建設支援、朝ご飯が食べられない子どもたちへのおかゆ給食も支援しています。
また、このような活動をさらに広げてさせていくために、社内では定期的に支援金を募る活動も行っています。

活動していく中でカンボジアの子どもたちの笑顔がどんどん増えていき、この子たちがこれからの未来を創っていくのだと確信しました。今後もプレイクラン村へ様々な支援を継続しながら、貢献の輪を広げていきたいと思います。

部活動による貢献

コマニーの部活動は、社会貢献に繋がるイベントに数多く参加しています。野球部とソフトボール部は能登の被災地支援として、キャッチボール教室やプロのゲストを招いた野球教室を行いました。子どもたちは震災後、なかなか体を動かすことができませんでした。楽しくボールを追いかける姿を見た保護者の方からは「元気に体を動かす子どもたちを見ることができ、とても感激しています!試合、応援に行きますね!」との声をいただきました。ブラスバンド部の「ブルーリアン」は、ゴールデンウィークに開催された「ガルガンチュア音楽祭2024」に参加しました。大勢の音楽ファンや観光客、地元の方にご来場いただきました。さらに会場の近くでは、能登を支援する「出張輪島朝市」も開催されており、能登から来られた方にも演奏で元気を届けることができました。

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