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事業継続計画(BCP)への貢献

地震や豪雨などの自然災害が常態化しつつある昨今、企業においても大切な従業員の安全や、設備を守り、事業の継続や復旧を図るための計画が求められています。そんなお客様のご要望にお応えし、さらには日本全体を有事に強い国にすることを目指しています。

1.高耐震間仕切「シンクロン」

30年以内に70%の確率で起きるとされる首都直下地震や南海トラフ地震。オフィスなどの室内空間の被害軽減(減災)や従業員の安全性を確保することは、事業継続計画(BCP)策定や事業継続マネジメント(BCM)の最も基本的な取り組みです。
室内空間づくりに欠かせないパーティションにも、これまで以上に耐震性能が求められる時代になっています。このような時代背景を踏まえ、業界基準の3倍以上の耐震性能を備えた「シンクロン」が誕生しました。
パーティションの高耐震化を推進することで、安心・安全を求めるユーザーのご期待に応えると同時に、業界のリーダーとして社会全体の防災力向上に貢献していきます。

「シンクロン」開発の始まり

東日本大震災を受け、地震に強く、安心な商品であるというパーティションへの認識が覆えさせられました。しかし、このままではいけない、「パーティションは地震に強くて安心な商品であるべきだ」と強く思い、「シンクロン」の開発が始まりました。
そして、これから起きるであろう東南海地震や関東での直下型地震に対して、より多くの人たちの命を守るために、速いスピードで普及することが重要だと考え、この技術を世の中にオープンにし、より大きな社会への貢献へとつなげていこうと決心し、活動を進めてきました。

《製品開発二課》 蔵 敬雄
被災地を訪れ、何もかも壊れてしまった状況を見て、もうこれ以上壊れる心配のないパーティションをつくりたいと強く感じました。
そして、世の中に早く、安価で安全性が認められた製品を届けたいという思いで、金沢工業大学の高畠教授にご協力いただき、500回以上の試験を重ね、高耐震間仕切「シンクロン」が誕生しました。

2.耐火ファクトリーブース「まもっ太郎」

法令遵守、事業継続計画(BCP)に取り組むと同時に、日々変化する市場ニーズに合わせて、常に最適化が求められる生産現場。耐火ファクトリーブース「まもっ太郎」は、建築基準法の面積区画免除を受けている生産現場内ルーム用に開発された製品です。遵法対応に加え、組立工法による柔軟性を備えており、在来工法では困難な、短工期や将来の変化に素早く応えることができます。
「まもっ太郎」は、防火区画が要求されるエリアの休憩室、事務室、検査室、マシンルーム設置に欠かせない製品として、日本のモノづくりの中核を担う生産現場へ安心・安全を届けています。

《製品開発一課》 今川 隼人
耐火ファクトリーブースは、①法規制対応 ②構造強度 ③現地加工レス ④短工期施工の4点にこだわりました。
特に、強度を確保しつつ、シンプルな構造を実現するにはどう設計するか?という点に苦労しました。
お客様にとって、生産ラインを長期間止めることは大変な負担ですし、火災や地震等で倒壊しては意味がありません。お客様に安心・安全を提供できる製品に仕上がったと思います。